営業種目
- 下水道ストックマネジメント計画
- 管路診断・修繕・改築計画・設計
- コンクリート構造物の点検・検査
- 構造物非破壊調査
- 構造物耐震診断
- 不明水対策計画
下水道管路延長は全国で約48万km(2018年度末)に達し、敷設経過年数50年の管路は約1.9万km、20年後には約16万kmに増加していくとされ、管路施設の老朽化を起因とする道路陥没は、年間約4,000~5,000件が発生しています。
下水道管は維持管理が行い難い環境にあり、老朽化状況の把握が困難な状況でもあります。また老朽化を起因とする不明水の流入も多く、耐久年数自体もバラツキがあるのが現状です。
このような、既存施設を健全な状態で長寿命化するための調査、診断及び計画を行うストックマネジメントをコンサルタントのフィールドとすることは、長年コンサルタント業務を行ってきたエンジニアの責務とも言えるものです。
下水道管の老朽化対策については、改善について多く議論されていますが、雨水管の改善についてはまだまだ課題は多く、私たちが担う役割はとても重要だと感じています。
弊社では特に「一般社団法人管路診断コンサルタント協会」会員として、老朽管・不明水調査とその後の追跡調査等の管路診断調査結果において得られた知見を基に、下水道ストックの現状と課題を整理し、調査の優先順位、事業費算出など時間軸、費用軸を含めての判断を長寿命化計画として立案し、今後の管路改築・修繕の方針を決定する業務に関して技術の研鑽を積み実績を有しています。